教育

2020年02月09日

日本では看護師になるには様々なコースがありますが、高校卒であれば、専門学校で学ぶこともできます。そのほか大学や短大の看護科でも学べます。そして、卒業後国家試験に合格するというのが多いでしょう。

私は看護の専門学校で非常勤で教えているので、進学を考えている方、家族や知り合いで、看護師になりたい人がいる人向けに、看護の専門学校について書いてみます。

(ご注意)私は1つしか専門学校を知らないので、その学校の特色である可能性があります。
それでも、内部から見たという点で、参考になるかもしれません。
もちろん、私個人の感想にすぎないことを予めご了承ください。

1.看護の専門学校について
1−1.カリキュラムについて
1)大学とそん色ないカリキュラムである。
約3000時間のカリキュラムのうち実習が約1000時間あります。指導もきめ細やかで、看護科の先生方の熱意には頭が下がります。

2)一般教養は少ない
一般教養はありますが、大学と比べれば絶対的に少ないです。というか専門の勉強が忙しくてやっている暇がありません。

1−2.学生・教員
1)学生
よく知られていることですが、看護の世界は女性が多いです。男子学生もいますが、入学生の1割弱です。学生は、新高卒から大卒、社会人まで18歳から40代までいます。

2)教員
教員も女性が多いです。私の勤めているところでは、看護科の常勤は全員女性です。管理職も事務方の一人が男性で後は女性ばかりです。教員は看護の現場で実務を経験してきた人が多い。

1−3.国家試験対策
看護の国家試験に合格しなければ看護師になれないので、授業の補講や対策講座、模試などやっています。

1−4.就職
資格があるのは有利だと思います。実習先の病院に就職する学生も多く、それだけ実習をやる側も受け入れる側も真剣であるといえます。



2.専門学校の魅力
2−1.3年で卒業できる。
これは、大学より1年早く卒業できます。早く仕事に就きたい人にとっては大きな利点です。(ただし保健師などになるには進学しなればならない。大学の場合、4年で看護師と保健師の資格が両方とれるところがある)

2−2.入りやすい
大学より簡単に入れます。学力については、高校できちんと勉強していれば大丈夫です。
学校推薦やAO入試などもかなり門戸は広いです。
また一般入試も、科目も少ない。数学がないところもあります。私の勤めているところは、英語の試験がありません。これは多少問題があると思いますが、受験生を集めるためにそうなってしまったのです。

2−3.学費が比較的安い(公立の場合)
公立だと学費も比較的安いのが魅力的です。住んでいる県だとさらに安くなることもあります。

3.注意点
3−1.誰もが卒業できるわけではない。
入学すれば全員卒業できるといいたいのですが、実際は違います。私が教えに行っている専門学校では、3年で卒業できたのは、8人に7人といったところでした。退学はどの学年でもあります。

3−2.大卒の資格がとれない
日本国内では問題になりません。
ただ他の先進国では看護師の標準的な学歴は大卒です。国によっては大学を卒業していないと看護師として働けません。
現時点で、EUで働くには、ヨーロッパに行って大学入学資格をとり、大学1年生から勉強をやり直すことになる可能性が高いです。

3−3.入学後の勉強はハード
勉強はやることが多くとても厳しいです。バイトの暇もないです。
公立で学費が比較的安いと、家計が苦しいけど頑張って看護師になりたいという人が出てくるかもしれません。働きながら通学しようとするわけですね。ところが、夜間バイトなどをしていると、昼間ぼーっとしていて勉強にならなくなる。結局勉強に追いつけなくなるというリスクがあります。これには注意が必要です。


4.入試
4−1.様々な入り方がある
社会人入試もやっていることがあります。また、推薦入試やAO入試などもあります。また一般入試でも入試に数学がないところもあります。私が教えに行っているところでは、一般入試に英語がありません。教科は国語と数学Aだけです。上でも述べたとおり、学校の授業をきちんと受けていれば問題ないでしょう。

4−2.不合格になることもある
これは歯学部でもそうですが、定員割れしていても不合格者はでます。私が教えに行っている専門学校でも、20名以上欠員がありますが、社会人・新大卒入試では社会人は5倍以上でしたし、一般入試でも2倍以上で最後の日程は6倍でした。
医療系の場合、適性が問われますから誰もを入れるわけにはいかないので仕方ないですね。

5.その他
クラブ活動とか、やはり低調だと思います。学生は勉強が第一で、趣味は気晴らし程度しかできないでしょう。スポーツなど思い切りやりたい人はやはり大学などへ行くしかないと思います。


何かの参考になれば幸いです。

xnomb at 10:05 

2018年02月20日

国立大学の近年の傾向として、文理融合学部の拡大や、文科系が難化し、理科系がやさしくなる文高理低の傾向がある。

変わる国立大学 減る文系、増える文理融合型:ベネッセ教育情報サイト

だが、数年前までは、不況で理高文低だったのである。文系と理系の難易度は景気によって左右されるのだが、それは変動しているものだ。自分の進路を考えるときはもっと長期的な視点で見るべきだろう。

平成30年度 国立大学法人の入学定員(予定)について:文部科学省

xnomb at 13:48 

2017年12月10日

私大の学長たちはへの再編圧力が強まると見なしている。

今後経営がいろいろ大変になりそうである。
私大再編圧力「強まる」9割 学長アンケート 「定員縮小」4割予測(日本経済新聞)

xnomb at 09:30 

2016年07月26日

1)塾の教材は業者が作っている場合が多い。
2)塾向け教材の特徴
3)市販の教材がベスト
4)中学受験の場合
5)自学自習の時間を持つことが重要

1)塾のテキストは業者が作っている。
塾には、オリジナルの教材を作っているところもありますが、実際は業者に頼んで塾でだけ使用される教材を使っていることが多いです。表紙だけ塾名が入り、中身はできあいだったりします。。

その場合、塾を変わっても、教材は同じということもありえますね。(笑)


2)塾向け教材は平均程度の生徒向けで量が多い
私の塾では、原則として塾向け教材を使っていません。
しかし、塾向けの教材を見ることはありますし、見本市でめくってみたり、サンプルとかから判断するかぎりでは、次のように言えます。

素晴らしい。(^^)

とても丁寧でよくできています。さすがだね。これでできなければ、もう勉強は諦めなさいと言いたいぐらいです。(笑)


だが、分厚いのですね。しかも、平均かそれより少し低いぐらいの生徒でもきちんと学べるよう、問題演習が多く、やさしい問題が多いのです。時間がかかってしまいそうです。

塾へ行くのに時間がかかり、さらに時間がかかる教材を使っていたのでは、できる子は、これではなかなか伸びないのではないかと思います。


3)市販の教材がベスト


それに対して、市販のものは、やはり市場のテストに合格しているだけあって良いです。細かく見れば、どれも帯に短したすきに長しで、不足を感じることはありますが、全体としてみればとてもよくできてます。

受験対策という点では、市販の参考書や問題集、学校の教科書などで十分です。特別の教材など一切必要ありません。

成績を伸ばしたいなら、市販で定番の参考書、問題集から、自分の実力にあったものを選ぶのがベストですね。

4)中学受験の場合は使っている
というわけで、うちでは塾向けテキストは使いませんが、個別指導なので、場合によっては使う場合があります。

それは、中学受験生で、進学塾に通っている場合です。
例えば、首都圏ではSAPIXという塾が有名で多くの小学生が通っているのですが、この塾はとても問題量が多くてレベルも高いのです。

それで、他の教材などできないので、塾の教材を使っています。この場合、志望校によって、やらなくてもよい問題を選ぶというのも重要になります。

5)自分で学ぶ時間が必要
いずれにせよ、自分で勉強する時間がどうしても必要です。
難関校に合格したければ、塾に行っていればよい、などいうことにはならないのです。

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2016年02月10日

教育について書いてみます。
人は、しばしば目的と手段を混同しがちです。

それは、教育、特に教育改革、入試改革においてそうです。誰もが反対できないようなお題目を並べ、実態とかい離し、それで過去何度もうまくいかなくなりました。

今やっているアクティブラーニングや大学入試の改革も、その目的を達成し、過去の轍を踏まないようにするには、どうしたらよいか、真剣に考えていかなければならないでしょう

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2013年09月02日

ゆとり教育が終わり、現在の高校二年生から、カリキュラムが変わった。

それで、高校の生物の教科書(東京書籍版)を見ると、内容が著しくレベルが上がっている。遺伝や代謝についても詳しいし、バイオテクノロジーとかも書いてあり、社会人が読んでも読みごたえのある内容で面白い。まるで、大学の教科書みたいだ。

だが、逆にいうと、一部の生徒には少し難しすぎるかもしれない。

例えば、新しい教科書では「電子受容体」といった用語がでてくる。
今までは高校では、「酸化剤」というのが普通だった。
というか、高校の理科では生物の代謝について化学の見地からは詳しくやってなかった。

だが、大学のテキストでは、「現在の太陽光は、植物にとって還元力が強すぎる」などと言った記述がでてくる。これは、日陰を好む植物が存在する理由の一つだが、これなど、高校化学で酸化と還元について学んでいないと、文章が意味不明である。

高校の教科書の内容が大学とつながっているのはいいが、それは
内容をきちんと理解しているということが前提だ。

そうでない場合、安直に暗記科目としてすまそうとしてきた生徒にとっては、かえって理解が難しいし、結果として大学へ進学しても、大学の授業がなんだかよくわからないといったことになりかねないように思える。



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2009年08月31日

理科教育学概論
理科の内容とは、科学的概念や原理、科学についての知識だけでなく、いわゆる能力やスキル(しかもそれらは、意思決定などに見られるように、社会的文脈をも重視したものである)を含むなど、まさに包括的な意味を有している。


本書は理科の教師をめざす人向けの本であるが、
教育に興味のある人、塾で理科を教える人にも参考になる。




野上智行 編著『理科教育学概論 理科教師をめざす人のために』(大学教育出版)

特に、第三章「カリキュラムの構成原理」は、世界各国の理科のカリキュラム
とその背景となる意図を解説していて、とてもよい。

日本のみならず、米国、英国、ドイツ、フランス、ロシア、中国の理科教育の動向も知ることができる。


ところで


現在の、理科の指導、学習には大きな問題がある。

それは、理科教育をする側の混乱と、もう一つは学ぶ側の混乱である。


学習者(とその親)にしばしば見られることは、

理科は暗記すればよい。

という発想である。


実は、国立大学の文系学部を卒業した医学部受験生(30代)にも
このような愚かな考えを持ったいた受験生を見たことがある。

和田秀樹という学習法研究家が、暗記学習法とかたくさんかいていた。

不思議なのは、たとへ暗記で試験に合格しても、それに
意味があるかどうか考えていないようなのである。

もうすこしましなのは、ようするにテクニックであるという考えである。

だがそれも、一面はあっていても、それだけでできるようになるはずがない
のである。

いずれにしても、理科はテストの点がよければよいので、それ以上の
ものは求めないのである。多くの時間を費やし、自分の人生とは無関係な
ことをやっているというわけである。


一方、理科教育では、逆の神話が存在している。(していた)


それは、生徒の自発的な学習だけが、本物の学習だという迷信である。


しかし、


好奇心を満たすとか、そんなものだけで、高度な文化を
学べるはずがない。

現実の理科教育では、さまざまな要素の複合なのである。

すべてを発見学習的に学ばせることなどない。

しかし、全てを、正解があるものばかりやることもない。

知識もまた重要だし、思考力も大切である。

観察する力も、実験器具を扱う能力も、文章を読む力もみななくてはならない。

そして、図表を書いたり読んだりする能力、表現する力もである。

つまり、バランスのとれか考えが必要なのである。

(注)このように書いているが、先生を頼むときには、興味をもたせてくれる人が一番よい。そうでなけれは、できるかぎりわかりやすく教えてくれる人がよいだろう。
理科にかぎらず、わかればできるようなり、得意になれば好きになるものである。


いずれにせよ教育の改革は今後も絶えず行われるであろうが、その際常にわれわれは他の教科に期待できない理科固有の教育的意義と価値は何か、それを具体化していくにはどうすれはよいかという理科教育の原点に立ち返って問題を考えていかなければならない。



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2009年08月16日

★私の夢は、日本の教育を改革することにあります。



私が目指すのは



1)誰もが、希望をもって歩んで行ける社会

2)各人が能力を十分に発揮できる社会

3)自然なありのままの自分でいられる社会


を作っていく人材を養成することです。



そのために、


1.自分の力で歩んでいこうとする若者を応援する

2.世界にその名をとどろかす、優秀で志のある人物を養成する


のが、私のライフワークです。



そのために、まずは、この2009年は、

(1)自分の塾を軌道に載せることを目指します。

(2)なんとかして、出版を成功させたいです。



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2009年04月01日

NHKの高校講座


★この4月から、NHKの高校講座のテキストはすべて休刊になるそうです。

代わりに、テキストは指定の教科書を使うことになるようです。

それとホームページからダウンロードできる学習メモを使います。


だんだん変わりますね。


合理化されていくのだと思います。



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Profile
梶川信夫
学問とビジネスに成功を収めようとして努力している若者を応援しています。

昔も今も、星(スター)を探す科学少年


本名:梶川信夫

1959年生まれ
筑波大学卒業。
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了
東京都立大学大学院博士課程(生物学専攻)修了 博士(理学)

大学院の終了後は主に中学受験対策を行う学習塾へ就職。その後、
専門学校、家庭教師などを小学生から社会人まで幅広く教えました。

2007年12月より、理系受験専門の個人指導予備校「梶川塾」を経営。


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