試験勉強の方法

2017年12月15日

今回は自分の受験の経験から述べてみたい。

1.受験勉強の基本

大学受験生の時にやれば良かったことが一つある。

それは、もっと教科書をやれば良かった。

特に数学など、問題集(チャート式など)を解いていた。

教科書傍用の問題集の4STEPや、赤チャートなど、とてもよい問題集(演習本)だったと思う。
入試問題が解けるようになったからだ。

基本的な解法など、問題を解きながらでないと身につかない。

しかし、それだけでは足りなかったように感じている。
その分野の全体像をつかむには、教科書が最適の教材の一つである。

教科書を読み込んで考える習慣をもっとはやく身につけるのが近道だった。

では、なぜ受験勉強をしている時には、そのことに気づかなかったのだろうか。続きを読む

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2017年03月28日

現在の高校のカリキュラムだと、物理だと「物理基礎」と「物理」がある。
これは、一つながりのもので、まず物理基礎を履修してから物理を履修するわけだ。

ところが、、、

例えば、物理基礎をとらずに、物理を履修する生徒がいる。

これは、高校2年までに、他の科目の「基礎」(生物基礎、化学基礎、地学基礎)は履修したが物理基礎を取らなかった(取れなかった)場合である。

すると、それで高校3年で物理を取ると、基礎的なことがわかっていないので授業が理解できなくなる。

これは、数学で一学年飛ばしたようなもので、力学、熱力学、波動、電磁気と全部わからなくなってしまうのである。

同様に、「化学基礎」をやらずに「化学」を履修した場合も同様で、物質量や溶液の濃度など基礎的なことが理解できていないので、計算問題を解くのが大困難になってしまう。

これはカリキュラムにも、その名称にも問題があるのだが、高校の授業の時間割や選択科目や進路の選択などによってそうなってしまうことがあるわけだ。

この場合は、「基礎」を学んでおくことが必要になる。また履修していたとしても、あやふやな場合は復習が必要である。

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2016年07月26日

1)塾の教材は業者が作っている場合が多い。
2)塾向け教材の特徴
3)市販の教材がベスト
4)中学受験の場合
5)自学自習の時間を持つことが重要

1)塾のテキストは業者が作っている。
塾には、オリジナルの教材を作っているところもありますが、実際は業者に頼んで塾でだけ使用される教材を使っていることが多いです。表紙だけ塾名が入り、中身はできあいだったりします。。

その場合、塾を変わっても、教材は同じということもありえますね。(笑)


2)塾向け教材は平均程度の生徒向けで量が多い
私の塾では、原則として塾向け教材を使っていません。
しかし、塾向けの教材を見ることはありますし、見本市でめくってみたり、サンプルとかから判断するかぎりでは、次のように言えます。

素晴らしい。(^^)

とても丁寧でよくできています。さすがだね。これでできなければ、もう勉強は諦めなさいと言いたいぐらいです。(笑)


だが、分厚いのですね。しかも、平均かそれより少し低いぐらいの生徒でもきちんと学べるよう、問題演習が多く、やさしい問題が多いのです。時間がかかってしまいそうです。

塾へ行くのに時間がかかり、さらに時間がかかる教材を使っていたのでは、できる子は、これではなかなか伸びないのではないかと思います。


3)市販の教材がベスト


それに対して、市販のものは、やはり市場のテストに合格しているだけあって良いです。細かく見れば、どれも帯に短したすきに長しで、不足を感じることはありますが、全体としてみればとてもよくできてます。

受験対策という点では、市販の参考書や問題集、学校の教科書などで十分です。特別の教材など一切必要ありません。

成績を伸ばしたいなら、市販で定番の参考書、問題集から、自分の実力にあったものを選ぶのがベストですね。

4)中学受験の場合は使っている
というわけで、うちでは塾向けテキストは使いませんが、個別指導なので、場合によっては使う場合があります。

それは、中学受験生で、進学塾に通っている場合です。
例えば、首都圏ではSAPIXという塾が有名で多くの小学生が通っているのですが、この塾はとても問題量が多くてレベルも高いのです。

それで、他の教材などできないので、塾の教材を使っています。この場合、志望校によって、やらなくてもよい問題を選ぶというのも重要になります。

5)自分で学ぶ時間が必要
いずれにせよ、自分で勉強する時間がどうしても必要です。
難関校に合格したければ、塾に行っていればよい、などいうことにはならないのです。

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2015年08月23日

医学部については、大学の他の学部を卒業後、編入するというやり方がある。多様な人材を得る上で意味のあることだと思う。
ただ、私は以前、医学部編入の予備校で働いたことがあるので言えるのだが、このやり方には注意が必要だ。
それは、大学受験生が、医学部に合格できないので、とりあえず他の学部に行ってから編入を狙うというのではかえって遠回りになってしまうのだ。

というのは、医学部進学予備校では、なかなか合格できずに、何年も浪人している受験生がいる。その時、講師は、「医学部には学士編入というのがある。だから、薬学部など他の学部でもよいから進学して、どうしても医学部に行きたければ、それから考えたらとどうか」とか言うのである。
だかこれは、本当に生徒のことを思っているかはわからない。実は、面倒を見るのが嫌になって、生徒を早く追い出したいのである(笑)

だが、うかつにもそれを信じてしまうと、かえって大変になってしまいかねないのである。なぜなら、この制度は、他の学部をでて、研究能力のある人とか、また社会経験を積んだ人に、持ち味を活かした医者になってほしいという趣旨なのである。

私の経験では、学士編入試験で合格した生徒ももちろんいた。しかし一方、3年ぐらい仕事をやめて勉強しても、合格できずに去っていった生徒も何人もいたのである。数か月か1年でいなくなってしまう受講生はもっと多い。
(受験をやめたのか、独学でやるのか、他の予備校に変えたのだろう。)

それと、リンク先では明言されていないが、編入と学士編入は異なる。
編入は例えば大学2年生も医学部の3年次になるために受験できる。(単位等の条件はあるが)
しかし、学士編入は大学卒業して入るのである。(卒業予定者は受験できる)この場合は短大卒や専門学校卒では受験できない。

短大卒でも合格! 定員260人、医学部編入という「ウルトラC」
(President Online)

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2014年11月25日

あまり言われないが、誰もが知っていることを書こう。

名門中学に入学した生徒でも、入ってからの学力は大きな差がある。
これは入学してからの勉強の違いによると考えらえる。

入学した時点では、難関の入試を経ておりかなり素質があるといえるのである。

さらに、皆同じ授業を受けて、同じような勉強をしているのである。
しかし、その中でどれだけ学んだ内容を身に着けているかなのである。
つまり、どれだけ復習しているか。わかったと思ってからどれだけ勉強しているかが重要になるのである。

勉強の差はごく小さな差の積み重ねである。

では、なぜ、生徒によって差がでるのだろうか。

それは、一班に、「わかった」と本人が思った時点ではまだ学習が不足しているのである。それから復習し、問題を解いて定着をしていることを確認してから次に進まないといけないのだ。


それに、いつ気がつけるかで、高校以降の成績は大きな差がでてくることになるだろう。

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2014年08月30日

面接の対策はした方がよい。本当に志望するなら当然である。

ただし、入試の面接試験について留意しておく点が一つある。

それは、どの程度面接を重視しているかは、実ははっきりしないのである。
さらに、面接試験の基準がどのようなものであるか公開されていないのである。

つまり、巷であれこれ言われていることがあっても全て憶測である。

その大学の教授に聞いたとしても、たまたまその研究室の考えにすぎないかもしれない。そもそも他人には話さないはずだ。

このことを知っているだけでも、周りの雑音に惑わされることは減ると思う。

そのことを前提としてなのだが、やはり重視されていると考えた方がよい。

だから、本気で入りたいなら一応の準備はしていくものなのである。

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2014年08月18日

週刊朝日(2014年8月22日号)に、「”受験必勝”ママのスーパー子育て術」という記事がでていた。

>まず揚げた目標は、3歳までにのべ1万冊の絵本を読み聞かせ、のべ1万曲の歌を歌って聞かせること。

3人の息子を東大医学部へ進学させ、1人の娘も進学校で東大医学部を目指しているという家庭の母親の話である。

すごいというほかない。

以下紹介したい。

>「私なりに『受験を極めてみたい』と思って、子育てをしてきました。

>比べないこと、同じように愛情を注ぐこと。

>習い事も4人とも同じ。1歳から公文に通い、3歳からバイオリン、4歳からスイミング。

>4年生からは進学塾へ

>絶対に比べないけれど、各自が弱い部分はきちんと把握して、その子に応じた方法で改善策を考え、教えてきました。


うーん。ここまでやるとは。さすがである。
教育ママの鑑だと思う。

(ここから)
受験競争に反対の意見もあるとは思います。けれど、集中すること、努力すること、目標に向かって一途に進む力。これらは将来、絶対に役に立つと信じています。
(ここまで)

単なる結果ではなく、将来を見据えたこの判断と考えた、強力な指導を成功させた理由だろう。


ただし、4人とも特に反抗期はなかったということと、母親の言うことを聞けば合格するとわかってたからというのは、また別の話ではなかろうか。学校いきたくないというやつもいるからね。


あと、私の感想だが、秀才だと医学部に進学するという時代だなあと思う。私が受験生の時も医学部が一番難関だったが、これほど集中していなかったと思うのだよね。




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2011年07月07日

★社会人が、勉強をして試験を受ける時の注意である。
社会にでると、勉強をしない理由がやまほどできるのである。


いわく、仕事が、、
(勉強よりは大切だ)

遊びが、、、
(勉強よりは大切だ)

人付き合いが、、、
(勉強よりは大切だ)

今日は疲れた、、、
(やっても、頭に入らないよね)

家族サービスで、、
(勉強よりは大切だ)

遠くからの親戚がきた。
(勉強よりは大切だ)

飲み会が、、
(まあ、一回ぐらいいいか)

大人は、

勉強しない言い訳がたくさんある。

そう、

やまほどある。続きを読む

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2010年12月19日

★今回は、将来研究者になりたい人のための学習戦略について述べる。

といっても、たった3つだけである。


1.熱中せよ。

よく努力するだけでは足りない。熱中せよ。

全部の科目や分野、学習に興味を持つというのも難しいものである。
また日によってはやる気がでない時もあるだろう。

そういうときでも、できるだけ熱中してやることなのである。


2.工夫せよ。

できる限り工夫することである。自分なりの勉強法を工夫することである。


3.人に聞くな。

自分で調べて理解できる力を身につけることである。

といっても、全く聞くなというのではない。

受験勉強では、わからないことは、できる限りその日の
うちにわかるようにしたほうがよいからである。

できる限り人に聞かないで自分で調べられないか考えるのである。


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2009年11月14日

★受験学習のコツについて述べよう。

内容について学ぶのは理解することを重視することは
通常の学習となんら変わらない。

重要なのは、受験勉強では、覚えきること。

でてきた内容を、その場で、完璧になるまで反復練習することだ。

「できる/できない」の違いはそこにある。

例として、有機化学のベンゼンの反応について述べる。

置換反応として、ニトロ化・スルホン化・ハロゲン化の三つを学ぶとする。

それぞれの反応の化学反応式を理解する。
その後覚えるのである。

次ぎにそれぞれの実験の手順を図説などで見て、理解した後、
また覚える。

できない生徒の特徴は、
なんとなくわかった。とりあえず問題を解いてみよう。
である。

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2009年09月06日

★社会人で大学への入学を考えている再受験生向けの勉強法の
話を書きます。


生物と化学の一番簡単な勉強法を書きましょう。

・それは、「図説を読む」です。

・出来る限り、毎日暇を見つけて読むようにするのです。

・「生物図録」(数研出版)や「ダイナミック図説生物」(東京書籍)などの図説は、
とても分かりやすく、図で書いてあるので見やすいのですね。

・しかも、文章が短くて、重要なことだけが書いてあります。

・生物の本を買って重要なところに線を引くといった手間が省けてしまいます。(笑)

・だから、用語等、わからないところだけ参考書等で調べることにして、どんどん
読んでいきます。


・これはまた、仕事をしながら、受験勉強をすると、どうしても仕事の都合で時間が
取れないとき、また、気分が乗らないときにやるものよいのです。

・用語を書き写すだけでも、しないよりはよほど良いです。
少なくとも、本格的に試験勉強を始めたときに、初速が違います。

・それと、問題演習をしてみる。
これは、記憶の定着に役立ちます。

たしかにこれだけでは、
生物の勉強としては足りないのですが、
試験の点数はあがります。

まずは、とっかかりとしては十分だと思いますので
ぜひお試しあれ。(^^)

(参考)
図説は高校で使っていたものでかまいません。でも老婆心ながらいうと、
10年以上たっている人は、最近のものを本屋で買ったほうが良いでしょう。

特に、化学を取る人は、20年以上前だと周期表の各族の名前からして
違っていたり、エネルギーが熱量(kcal)ででていたりします。
せいぜい850円程度の品物ですから新しいのをそろえましょう。


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2009年08月16日

★理科(数学もだが)の試験勉強においては、理論や知識と、問題演習の
両方が必要だ。

・どちらか一方では不足である。

先日教えたS君の場合、生物の問題演習が不足していた。

テキストで学んでいることは大切だが、それだけで足りない。
実際の問題を解いている中で、何を勉強していけば良いかが
わかるのである。



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Profile
梶川信夫
学問とビジネスに成功を収めようとして努力している若者を応援しています。

昔も今も、星(スター)を探す科学少年


本名:梶川信夫

1959年生まれ
筑波大学卒業。
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了
東京都立大学大学院博士課程(生物学専攻)修了 博士(理学)

大学院の終了後は主に中学受験対策を行う学習塾へ就職。その後、
専門学校、家庭教師などを小学生から社会人まで幅広く教えました。

2007年12月より、理系受験専門の個人指導予備校「梶川塾」を経営。


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