こんなことをいうと歳だといわれそうだが、現在の若者はものすごく恵まれていると思う。

若いうちから様々な経験を積むことがますます容易になってきている。
ネットがあり、とても少ない費用でビジネスを含む様々な活動を始められる。

進路という点で述べてみよう。
弁護士になるには、かつては50倍ぐらいの司法試験に受からなければならなかった。現在でも難しいものだが、それでも20%以上の合格率だ。そしてロースクール(法科大学院)は定員割れのところが多いという状況だ。

医学部も入学定員数は増えている。ほとんどの大学で入試に面接があり、数倍の倍率で落としている。現在の医学部受験の難しさは異常ともいえるが、どこの国でもある程度学力が高い層でないと授業についていけないので、結構難しいはずである。

それに、医学部に理系(さらには文系も)の優秀な学生が集まっているので他の学部は入りやすくなっている。

チャンスはどんどん広がっているのである。