2009年08月31日
理科教師をめざす人のために
理科教育学概論
本書は理科の教師をめざす人向けの本であるが、
教育に興味のある人、塾で理科を教える人にも参考になる。
野上智行 編著『理科教育学概論 理科教師をめざす人のために』(大学教育出版)
特に、第三章「カリキュラムの構成原理」は、世界各国の理科のカリキュラム
とその背景となる意図を解説していて、とてもよい。
日本のみならず、米国、英国、ドイツ、フランス、ロシア、中国の理科教育の動向も知ることができる。
ところで
現在の、理科の指導、学習には大きな問題がある。
それは、理科教育をする側の混乱と、もう一つは学ぶ側の混乱である。
学習者(とその親)にしばしば見られることは、
理科は暗記すればよい。
という発想である。
実は、国立大学の文系学部を卒業した医学部受験生(30代)にも
このような愚かな考えを持ったいた受験生を見たことがある。
和田秀樹という学習法研究家が、暗記学習法とかたくさんかいていた。
不思議なのは、たとへ暗記で試験に合格しても、それに
意味があるかどうか考えていないようなのである。
もうすこしましなのは、ようするにテクニックであるという考えである。
だがそれも、一面はあっていても、それだけでできるようになるはずがない
のである。
いずれにしても、理科はテストの点がよければよいので、それ以上の
ものは求めないのである。多くの時間を費やし、自分の人生とは無関係な
ことをやっているというわけである。
一方、理科教育では、逆の神話が存在している。(していた)
それは、生徒の自発的な学習だけが、本物の学習だという迷信である。
しかし、
好奇心を満たすとか、そんなものだけで、高度な文化を
学べるはずがない。
現実の理科教育では、さまざまな要素の複合なのである。
すべてを発見学習的に学ばせることなどない。
しかし、全てを、正解があるものばかりやることもない。
知識もまた重要だし、思考力も大切である。
観察する力も、実験器具を扱う能力も、文章を読む力もみななくてはならない。
そして、図表を書いたり読んだりする能力、表現する力もである。
つまり、バランスのとれか考えが必要なのである。
(注)このように書いているが、先生を頼むときには、興味をもたせてくれる人が一番よい。そうでなけれは、できるかぎりわかりやすく教えてくれる人がよいだろう。
理科にかぎらず、わかればできるようなり、得意になれば好きになるものである。

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理科の内容とは、科学的概念や原理、科学についての知識だけでなく、いわゆる能力やスキル(しかもそれらは、意思決定などに見られるように、社会的文脈をも重視したものである)を含むなど、まさに包括的な意味を有している。
本書は理科の教師をめざす人向けの本であるが、
教育に興味のある人、塾で理科を教える人にも参考になる。
野上智行 編著『理科教育学概論 理科教師をめざす人のために』(大学教育出版)
特に、第三章「カリキュラムの構成原理」は、世界各国の理科のカリキュラム
とその背景となる意図を解説していて、とてもよい。
日本のみならず、米国、英国、ドイツ、フランス、ロシア、中国の理科教育の動向も知ることができる。
ところで
現在の、理科の指導、学習には大きな問題がある。
それは、理科教育をする側の混乱と、もう一つは学ぶ側の混乱である。
学習者(とその親)にしばしば見られることは、
理科は暗記すればよい。
という発想である。
実は、国立大学の文系学部を卒業した医学部受験生(30代)にも
このような愚かな考えを持ったいた受験生を見たことがある。
和田秀樹という学習法研究家が、暗記学習法とかたくさんかいていた。
不思議なのは、たとへ暗記で試験に合格しても、それに
意味があるかどうか考えていないようなのである。
もうすこしましなのは、ようするにテクニックであるという考えである。
だがそれも、一面はあっていても、それだけでできるようになるはずがない
のである。
いずれにしても、理科はテストの点がよければよいので、それ以上の
ものは求めないのである。多くの時間を費やし、自分の人生とは無関係な
ことをやっているというわけである。
一方、理科教育では、逆の神話が存在している。(していた)
それは、生徒の自発的な学習だけが、本物の学習だという迷信である。
しかし、
好奇心を満たすとか、そんなものだけで、高度な文化を
学べるはずがない。
現実の理科教育では、さまざまな要素の複合なのである。
すべてを発見学習的に学ばせることなどない。
しかし、全てを、正解があるものばかりやることもない。
知識もまた重要だし、思考力も大切である。
観察する力も、実験器具を扱う能力も、文章を読む力もみななくてはならない。
そして、図表を書いたり読んだりする能力、表現する力もである。
つまり、バランスのとれか考えが必要なのである。
(注)このように書いているが、先生を頼むときには、興味をもたせてくれる人が一番よい。そうでなけれは、できるかぎりわかりやすく教えてくれる人がよいだろう。
理科にかぎらず、わかればできるようなり、得意になれば好きになるものである。
いずれにせよ教育の改革は今後も絶えず行われるであろうが、その際常にわれわれは他の教科に期待できない理科固有の教育的意義と価値は何か、それを具体化していくにはどうすれはよいかという理科教育の原点に立ち返って問題を考えていかなければならない。
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コメント一覧
1. Posted by double-X 2009年09月08日 12:57
こんにちは
初めてお邪魔シマス
記事の内容と少しそれますが
最近は生物(理科)だけではなく数学までも「暗記教科だ」
と主張される方が多いですよね
文系学部卒業のヒトが医学部に合格できるのは
実際のところいかに暗記能力が高いか?
という事実はあるように思えマス
実際 医学部での6年間はほとんど暗記
膨大な量を覚えなければならない
病院を回っても見学のみ
後はレポートを書いて 国試に向かって暗記
文系で英語が出来れば 6年間はOKなんですよね
研修医になってから 技術を学ぶと言う感じがしてイマス
研究をするヒトは 此処で数学・物理化学の知識が生かされる
さかのぼって考えると
高校で生物を選択するヒトが少ない
中学校では内容についていけない子が増える
暗記傾向へ
小学校では 女性教員が多く
多忙のせいもあり今の時代は実験が少ない
体験不足
理科教員は 教材研究に力を入れられるヒトが良いと思いますし
生徒側は「なぜ?どうして?」の不思議感覚をもてないと
暗記になると思うのデス
長文お許しクダサイ
