2015年08月

2015年08月23日

医学部については、大学の他の学部を卒業後、編入するというやり方がある。多様な人材を得る上で意味のあることだと思う。
ただ、私は以前、医学部編入の予備校で働いたことがあるので言えるのだが、このやり方には注意が必要だ。
それは、大学受験生が、医学部に合格できないので、とりあえず他の学部に行ってから編入を狙うというのではかえって遠回りになってしまうのだ。

というのは、医学部進学予備校では、なかなか合格できずに、何年も浪人している受験生がいる。その時、講師は、「医学部には学士編入というのがある。だから、薬学部など他の学部でもよいから進学して、どうしても医学部に行きたければ、それから考えたらとどうか」とか言うのである。
だかこれは、本当に生徒のことを思っているかはわからない。実は、面倒を見るのが嫌になって、生徒を早く追い出したいのである(笑)

だが、うかつにもそれを信じてしまうと、かえって大変になってしまいかねないのである。なぜなら、この制度は、他の学部をでて、研究能力のある人とか、また社会経験を積んだ人に、持ち味を活かした医者になってほしいという趣旨なのである。

私の経験では、学士編入試験で合格した生徒ももちろんいた。しかし一方、3年ぐらい仕事をやめて勉強しても、合格できずに去っていった生徒も何人もいたのである。数か月か1年でいなくなってしまう受講生はもっと多い。
(受験をやめたのか、独学でやるのか、他の予備校に変えたのだろう。)

それと、リンク先では明言されていないが、編入と学士編入は異なる。
編入は例えば大学2年生も医学部の3年次になるために受験できる。(単位等の条件はあるが)
しかし、学士編入は大学卒業して入るのである。(卒業予定者は受験できる)この場合は短大卒や専門学校卒では受験できない。

短大卒でも合格! 定員260人、医学部編入という「ウルトラC」
(President Online)

xnomb at 11:48トラックバック(0)受験戦略試験勉強の方法 
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梶川信夫
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昔も今も、星(スター)を探す科学少年


本名:梶川信夫

1959年生まれ
筑波大学卒業。
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了
東京都立大学大学院博士課程(生物学専攻)修了 博士(理学)

大学院の終了後は主に中学受験対策を行う学習塾へ就職。その後、
専門学校、家庭教師などを小学生から社会人まで幅広く教えました。

2007年12月より、理系受験専門の個人指導予備校「梶川塾」を経営。


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