2014年08月
2014年08月30日
面接の対策はした方がよい。本当に志望するなら当然である。
ただし、入試の面接試験について留意しておく点が一つある。
それは、どの程度面接を重視しているかは、実ははっきりしないのである。
さらに、面接試験の基準がどのようなものであるか公開されていないのである。
つまり、巷であれこれ言われていることがあっても全て憶測である。
その大学の教授に聞いたとしても、たまたまその研究室の考えにすぎないかもしれない。そもそも他人には話さないはずだ。
このことを知っているだけでも、周りの雑音に惑わされることは減ると思う。
そのことを前提としてなのだが、やはり重視されていると考えた方がよい。
だから、本気で入りたいなら一応の準備はしていくものなのである。
ただし、入試の面接試験について留意しておく点が一つある。
それは、どの程度面接を重視しているかは、実ははっきりしないのである。
さらに、面接試験の基準がどのようなものであるか公開されていないのである。
つまり、巷であれこれ言われていることがあっても全て憶測である。
その大学の教授に聞いたとしても、たまたまその研究室の考えにすぎないかもしれない。そもそも他人には話さないはずだ。
このことを知っているだけでも、周りの雑音に惑わされることは減ると思う。
そのことを前提としてなのだが、やはり重視されていると考えた方がよい。
だから、本気で入りたいなら一応の準備はしていくものなのである。
2014年08月18日
週刊朝日(2014年8月22日号)に、「”受験必勝”ママのスーパー子育て術」という記事がでていた。
>まず揚げた目標は、3歳までにのべ1万冊の絵本を読み聞かせ、のべ1万曲の歌を歌って聞かせること。
3人の息子を東大医学部へ進学させ、1人の娘も進学校で東大医学部を目指しているという家庭の母親の話である。
すごいというほかない。
以下紹介したい。
>「私なりに『受験を極めてみたい』と思って、子育てをしてきました。
>比べないこと、同じように愛情を注ぐこと。
>習い事も4人とも同じ。1歳から公文に通い、3歳からバイオリン、4歳からスイミング。
>4年生からは進学塾へ
>絶対に比べないけれど、各自が弱い部分はきちんと把握して、その子に応じた方法で改善策を考え、教えてきました。
うーん。ここまでやるとは。さすがである。
教育ママの鑑だと思う。
(ここから)
受験競争に反対の意見もあるとは思います。けれど、集中すること、努力すること、目標に向かって一途に進む力。これらは将来、絶対に役に立つと信じています。
(ここまで)
単なる結果ではなく、将来を見据えたこの判断と考えた、強力な指導を成功させた理由だろう。
ただし、4人とも特に反抗期はなかったということと、母親の言うことを聞けば合格するとわかってたからというのは、また別の話ではなかろうか。学校いきたくないというやつもいるからね。
あと、私の感想だが、秀才だと医学部に進学するという時代だなあと思う。私が受験生の時も医学部が一番難関だったが、これほど集中していなかったと思うのだよね。
>まず揚げた目標は、3歳までにのべ1万冊の絵本を読み聞かせ、のべ1万曲の歌を歌って聞かせること。
3人の息子を東大医学部へ進学させ、1人の娘も進学校で東大医学部を目指しているという家庭の母親の話である。
すごいというほかない。
以下紹介したい。
>「私なりに『受験を極めてみたい』と思って、子育てをしてきました。
>比べないこと、同じように愛情を注ぐこと。
>習い事も4人とも同じ。1歳から公文に通い、3歳からバイオリン、4歳からスイミング。
>4年生からは進学塾へ
>絶対に比べないけれど、各自が弱い部分はきちんと把握して、その子に応じた方法で改善策を考え、教えてきました。
うーん。ここまでやるとは。さすがである。
教育ママの鑑だと思う。
(ここから)
受験競争に反対の意見もあるとは思います。けれど、集中すること、努力すること、目標に向かって一途に進む力。これらは将来、絶対に役に立つと信じています。
(ここまで)
単なる結果ではなく、将来を見据えたこの判断と考えた、強力な指導を成功させた理由だろう。
ただし、4人とも特に反抗期はなかったということと、母親の言うことを聞けば合格するとわかってたからというのは、また別の話ではなかろうか。学校いきたくないというやつもいるからね。
あと、私の感想だが、秀才だと医学部に進学するという時代だなあと思う。私が受験生の時も医学部が一番難関だったが、これほど集中していなかったと思うのだよね。
2014年08月14日
誰もが正しいと思っていたが、まだ証明されていないとした仮説の証明が完了した。
ケプラー予想(1611年)は400年後証明が100%完了したそうだ。
(この仮説は、ユークリッド三次元空間に、球をどのように充填しても、面心立方格子(立体最密充填)よりも充填率が高まらないという。)
提唱者のケプラーは天文学者のヨハネス・ケプラーと同一人物である。
球を空間内に一番多く詰め込むのは、一列目をびっしりつめた上に、そのすきまの上に2列目をびっしりとつめるパチンコの玉を箱につめたような状態である。どう考えてもこれ以上は詰め込めないはずだ。
だから、数学的な証明はできていなかったそうなのだが、化学や結晶学では、当然正しいものとして教科書にも書かれていた。
この仮説の証明は、米ピッツバーグ大学のトマス・ヘールズ教授が1998年に発表した文章で300ページにも及ぶものだ。「フェルマーの最終定理以来の難問が解けた!」と世界中が沸き立ったのだが、間違いチェックがまだ終わっていなかったのだ。
4年後、審査員たちがギブアップしてしまい、なんと、2003年からコンピュータのソフトで間違いがないことを確かめたという。
ヘールズ教授は、「10年若返った気分だよ」と言ったそうだ。
コンピュータのソフトで定理の証明を確かめる時代になってきたというのが驚きである。
きっとこれからは、数学者の思考をコンピュータが助けるようになっていくのだろう。
400年の難問、「ケプラー予想の証明」やっと100%終わる
Announcement of Completion
>We are pleased to announce the completion of the Flyspeck project, which has constructed a formal proof of the Kepler conjecture.
ケプラー予想(1611年)は400年後証明が100%完了したそうだ。
(この仮説は、ユークリッド三次元空間に、球をどのように充填しても、面心立方格子(立体最密充填)よりも充填率が高まらないという。)
提唱者のケプラーは天文学者のヨハネス・ケプラーと同一人物である。
球を空間内に一番多く詰め込むのは、一列目をびっしりつめた上に、そのすきまの上に2列目をびっしりとつめるパチンコの玉を箱につめたような状態である。どう考えてもこれ以上は詰め込めないはずだ。
だから、数学的な証明はできていなかったそうなのだが、化学や結晶学では、当然正しいものとして教科書にも書かれていた。
この仮説の証明は、米ピッツバーグ大学のトマス・ヘールズ教授が1998年に発表した文章で300ページにも及ぶものだ。「フェルマーの最終定理以来の難問が解けた!」と世界中が沸き立ったのだが、間違いチェックがまだ終わっていなかったのだ。
4年後、審査員たちがギブアップしてしまい、なんと、2003年からコンピュータのソフトで間違いがないことを確かめたという。
ヘールズ教授は、「10年若返った気分だよ」と言ったそうだ。
コンピュータのソフトで定理の証明を確かめる時代になってきたというのが驚きである。
きっとこれからは、数学者の思考をコンピュータが助けるようになっていくのだろう。
400年の難問、「ケプラー予想の証明」やっと100%終わる
Announcement of Completion
>We are pleased to announce the completion of the Flyspeck project, which has constructed a formal proof of the Kepler conjecture.