2008年08月
2008年08月28日
マイケル・フェルプス選手とADHD
★北京五輪水泳で8個の金メダルをとった
マイケル・フェルプス選手は、なんと、
ADHD(注意欠陥多動性障害)だそうですね。
個人的には、障害も個人の特性の一つに過ぎないので
そればかり強調するのはあまり賛成ではないのですが、
あえて書いてみます。
同じ発達障害を抱えた人にとっては希望になると思います。
もちろん、健常者に水泳の得意な人も苦手な人もいるように
ADHDでも同様で、この障害が特に水泳に向いているというわけではない
ことは明らかです。
彼は、薬物での治療もしたそうなのですが、途中でやめて、
母親が水泳をさせたそうです。それが良かったのでしょう。
Phelps' voyage
実は、
ADHDの特徴は、注意欠陥とともに、過集中があるのです。
特定のことにだけ、異常な集中力を発揮するというわけです。
このため、一般に運動も勉強も音楽も絵画も苦手ということになりがち
なのですが、なにかに猛烈な強みをもっている場合があります。
フェルプス選手は水泳に集中したということでしょう。
つまり、障害があったのに、金メダルが取れたというよりは、
「障害があったからうまくいった。」
といえます。
このように、才能を開花するには、(本人の努力は当然として)
周りのサポートなしにはできないといえます。
おそらく、フェルプス選手に対して行った周りの大人の配慮は
健常者であったとしても有効であったことは間違いないでしょう。
★北京五輪水泳で8個の金メダルをとった
マイケル・フェルプス選手は、なんと、
ADHD(注意欠陥多動性障害)だそうですね。
個人的には、障害も個人の特性の一つに過ぎないので
そればかり強調するのはあまり賛成ではないのですが、
あえて書いてみます。
同じ発達障害を抱えた人にとっては希望になると思います。
もちろん、健常者に水泳の得意な人も苦手な人もいるように
ADHDでも同様で、この障害が特に水泳に向いているというわけではない
ことは明らかです。
彼は、薬物での治療もしたそうなのですが、途中でやめて、
母親が水泳をさせたそうです。それが良かったのでしょう。
Phelps' voyage
実は、
ADHDの特徴は、注意欠陥とともに、過集中があるのです。
特定のことにだけ、異常な集中力を発揮するというわけです。
このため、一般に運動も勉強も音楽も絵画も苦手ということになりがち
なのですが、なにかに猛烈な強みをもっている場合があります。
フェルプス選手は水泳に集中したということでしょう。
つまり、障害があったのに、金メダルが取れたというよりは、
「障害があったからうまくいった。」
といえます。
このように、才能を開花するには、(本人の努力は当然として)
周りのサポートなしにはできないといえます。
おそらく、フェルプス選手に対して行った周りの大人の配慮は
健常者であったとしても有効であったことは間違いないでしょう。