2017年12月10日

私大の学長たちはへの再編圧力が強まると見なしている。

今後経営がいろいろ大変になりそうである。
私大再編圧力「強まる」9割 学長アンケート 「定員縮小」4割予測(日本経済新聞)

xnomb at 09:30教育 

2017年11月06日

(要約)進路については、自分がやりたいことで、自分が行ける範囲で一番レベルが高いところに、ためらうことなく、迷うことなく踏み込むことである。

学歴と野球という、一見なんの関係もないように見えることについて検討してみよう。
プロ野球選手には、高校を卒業してすぐに入団する選手と、大学や社会人野球から入る選手がいる。では、一般的には、甲子園で活躍した球児は、どうしたらよいか。もちろん、学歴と野球は関係が全くないので、勝手にしろなのであるが、実は、選手本人にとっては、相当真剣に検討すべきことがある。

まず、超一流選手についてみると、高校からすぐに入団した選手ばかりではなく、大学や社会人から入った選手もいることがわかる。江川卓氏や、落合博文氏がそうだ。古くは長嶋茂雄氏も大卒である。

しかし、その次のランクとなると、高校を出てすぐプロになった選手が圧倒的に多いのである。

日本の大学スポーツは世界的にもレベルが高い。野球は特にそうだ。しかしそれでも、プロの方が優れているのである。それでおまんまが食えているいう事実は甘くみてはならないのである。

これは、微差といったどころの話ではない。もしこれからプロとしてやっていくとしたら、素質も努力も抜群のプロ選手の中でやっていくのに、絶対に無視してはならない格差である。

つまり、高校を出てプロで成功したいならすぐプロ野球に進んだ方が有利であるということである。

ここで注意することがある。

1)プロ野球の監督やコーチには、高学歴のものが多くいるということである。
これから、何も考えなければ、大学をでてから行っても同じくらいかそれ以上によいと思うかもしれないのである。

2)プロでうまく行かない場合の保険として大学に行こうという考えもある。しかし、これは二兎を追うものは一兎をも得ずということになりがちである。

2013年日本シリーズを制した楽天イーグルスの田中将大選手は、高校時代、駒大苫小牧高校のエースとして甲子園の決勝で投げている。その時の相手チームの投手は早稲田実業の斎藤祐樹選手である。

斎藤選手はハンカチ王子として大人気となり、本が何冊もでるほどだった。斎藤選手は早稲田大学へ進み、大学野球で活躍した後、プロ野球に入ったが怪我をしてしまい、一時は二軍中心の不本意な成績だったようだ。
その後復活したが、田中選手ほどの活躍ではないといえる。

一方、田中将大選手は高校卒業後すぐにプロ野球へ入り、大活躍することになった。
さらに、大リーグにも高額の契約で移籍し、ヤンキースで活躍している。


もっとも本人たちは、進路の選択でどの程度考えたかは知らない。大学は面白そうだとか、ドラフトに指名されたので、「大学で講義なんか聞かなくて済むし、プロになれは、給料がもらえて車も家も買えてラッキー」ぐらいの軽い気持ちで決めたのかもしれない。(笑)

だが、野球に限らず、もし私が有為な若者に何かアドバイスをするとしたら、自分がやりたいことで、自分が行ける範囲で一番レベルが高いところに、ためらうことなく、迷うことなく踏み込めというだろう。(^^)


xnomb at 17:37雑感自己啓発 

2017年10月29日

アメリカ軍機の事故について、日本側があまり検証できていないことについて、マスコミは、地位協定があるとしているが、私に言わせると、地位協定に関わらず、日本側は検証をしないほうが良いと考える。

日本は米軍機の軍事機密を知っているのか。何を積み、どんな形をしているかも知らないのではないか。特に放射性物質についてである。自衛隊と共通の装備が多いとはいえ、すべて同じではないはずである。これで、事故の検証などさせたら、捜査員が危険にさらされてしまう。例えば放射線被曝の可能性が大きい。

日本の警察はそんな知識がないとすれば、検証はアメリカ側に任せるべきであろう。

xnomb at 14:46雑感政治 

2017年10月06日

大学入試を改革するならやってほしいことがある。それは、入試科目の外国語の科目変更である。はっきりいって、時代錯誤である。その上、英語偏重だ。

平成26年度のセンター入試の外国語筆記の科目と受験者数を見てみよう。

英語 525,217人
ドイツ語 147人
フランス語134人
中国語  449人
韓国語  161人


まず、いくらなんでも英語が多すぎる。英語が重要なことは論をまたないが、世界には英語が通じない地域がたくさんあるのである。

また、日本の学校教育では、伝統的にアジアの言語は軽視している。
これがアジアへの軽視と無理解につながっていると思う。

必要性を考えるならば、英語の他、中国語、ロシア語、スペイン語、アラビア語、ヒンディー語を重点言語として取り上げるべきだ。韓国語、ドイツ語、フランス語よりもである。

特に韓国語とか、選抜するのに必要ないと思う。

語学は若いときにやるのがよいので、特にアジアの言語を中学高校でやること自体は良いと思う。
だが、それは選択科目で、タガログ語とか、インドネシア語とか、ベトナム語とかタイ語とともに韓国語があってもよいのある。

本学的な学習は大学に行ってからでよいと思う。






xnomb at 21:51雑感 

2017年03月28日

現在の高校のカリキュラムだと、物理だと「物理基礎」と「物理」がある。
これは、一つながりのもので、まず物理基礎を履修してから物理を履修するわけだ。

ところが、、、

例えば、物理基礎をとらずに、物理を履修する生徒がいる。

これは、高校2年までに、他の科目の「基礎」(生物基礎、化学基礎、地学基礎)は履修したが物理基礎を取らなかった(取れなかった)場合である。

すると、それで高校3年で物理を取ると、基礎的なことがわかっていないので授業が理解できなくなる。

これは、数学で一学年飛ばしたようなもので、力学、熱力学、波動、電磁気と全部わからなくなってしまうのである。

同様に、「化学基礎」をやらずに「化学」を履修した場合も同様で、物質量や溶液の濃度など基礎的なことが理解できていないので、計算問題を解くのが大困難になってしまう。

これはカリキュラムにも、その名称にも問題があるのだが、高校の授業の時間割や選択科目や進路の選択などによってそうなってしまうことがあるわけだ。

この場合は、「基礎」を学んでおくことが必要になる。また履修していたとしても、あやふやな場合は復習が必要である。

xnomb at 12:00トラックバック(0)試験勉強の方法勉強法 

2016年07月26日

1)塾の教材は業者が作っている場合が多い。
2)塾向け教材の特徴
3)市販の教材がベスト
4)中学受験の場合
5)自学自習の時間を持つことが重要

1)塾のテキストは業者が作っている。
塾には、オリジナルの教材を作っているところもありますが、実際は業者に頼んで塾でだけ使用される教材を使っていることが多いです。表紙だけ塾名が入り、中身はできあいだったりします。。

その場合、塾を変わっても、教材は同じということもありえますね。(笑)


2)塾向け教材は平均程度の生徒向けで量が多い
私の塾では、原則として塾向け教材を使っていません。
しかし、塾向けの教材を見ることはありますし、見本市でめくってみたり、サンプルとかから判断するかぎりでは、次のように言えます。

素晴らしい。(^^)

とても丁寧でよくできています。さすがだね。これでできなければ、もう勉強は諦めなさいと言いたいぐらいです。(笑)


だが、分厚いのですね。しかも、平均かそれより少し低いぐらいの生徒でもきちんと学べるよう、問題演習が多く、やさしい問題が多いのです。時間がかかってしまいそうです。

塾へ行くのに時間がかかり、さらに時間がかかる教材を使っていたのでは、できる子は、これではなかなか伸びないのではないかと思います。


3)市販の教材がベスト


それに対して、市販のものは、やはり市場のテストに合格しているだけあって良いです。細かく見れば、どれも帯に短したすきに長しで、不足を感じることはありますが、全体としてみればとてもよくできてます。

受験対策という点では、市販の参考書や問題集、学校の教科書などで十分です。特別の教材など一切必要ありません。

成績を伸ばしたいなら、市販で定番の参考書、問題集から、自分の実力にあったものを選ぶのがベストですね。

4)中学受験の場合は使っている
というわけで、うちでは塾向けテキストは使いませんが、個別指導なので、場合によっては使う場合があります。

それは、中学受験生で、進学塾に通っている場合です。
例えば、首都圏ではSAPIXという塾が有名で多くの小学生が通っているのですが、この塾はとても問題量が多くてレベルも高いのです。

それで、他の教材などできないので、塾の教材を使っています。この場合、志望校によって、やらなくてもよい問題を選ぶというのも重要になります。

5)自分で学ぶ時間が必要
いずれにせよ、自分で勉強する時間がどうしても必要です。
難関校に合格したければ、塾に行っていればよい、などいうことにはならないのです。

xnomb at 20:24トラックバック(0)試験勉強の方法教育 

2016年03月12日

今年度から東京大学では推薦入試が、京都大学では特色入試が始まった。

1.東大は100名の募集で合格77名だった。初回にしてはうまくいったのではないか。条件が厳しすぎて志願者が少なかったということはあるが、これは調整していけばよいわけだ。
京都大学も同様で、定員割れが続出したようだが、これも次年度以降考えればよいことで、従来の入試で一律にやるよりよほどよい。

2.ただし問題点もある
京都大学の特色入試において、数学が難しすぎるという声があったようだ。私は、これははっきりいって問題があったと思う。

理学部だっていろいろあり、野外で地形や地層の調査をする人もいれば、植物の分類をする人もいるわけだ。一般入試の問題ですら難しいのに、それに輪をかけたぐらいではない、猛烈な難問では、一部の才能しか見れないのではないかと思う。

ただ、もし数学や物理学の早熟の天才だけを探そうというのなら何の問題もない。彼らに高校レベルのテストなど必要ない。

京大特色入試に超難問 数学の筆記試験“五輪級”:京都新聞



また、このような入試で入った学生にたいしてフォローはあるのか。これは他の学校でも同じである。一芸があるからと入学させて、あとは自分でやれとは無責任である。

3.あと、個人的な興味なのだが、合格者の高校は、やはり名門進学校が抜きんでている。これは一般入試と同様である。ただし、もちろん一般入試では拾えない地方の秀才も合格しただろう。

東大推薦入試77人の「天才」たち:サンデー毎日


>東大の推薦は、1校当たり男女1人ずつという縛りがあります。開成や灘などの『トップ10』で全合格者の3割を占め、さらに関東の学校の集中や男子学生が多いという、偏った状況を改善するための制度設計といえます

マニアか業界関係者ぐらいしか興味がないと思うが、教育産業の対策についても書いておく。

予備校は今回は、対策がおおむね追いついていなかったようだ。
というか、はっきりいって、レベルが高すぎて手も足もでないという状態ではないかと思う。

そんな中で、ある塾の合格者が突出している。慶應大学のAO入試でも評判の塾なのだが、どうやったのだろう。知りたいものである。

2016年度東大推薦入試合格者詳細 AO義塾とは?:東大学歴研究会


xnomb at 20:52トラックバック(0)雑感受験戦略 

2016年02月19日

1.昨年12月、ハワイ州最高裁判所は、世界最大の望遠鏡の建設許可を無効と採決した。

ハワイのマクナロア山頂には、13もの天文台がある。空気が澄んでいて天体観測に適するためだ。しかし、今度できる30メートルの超大型望遠鏡の建設は頓挫した。

TMTピンチ!? ハワイ州最高裁、世界最大の望遠鏡「TMT」の建設許可を無効と判決
>2015年12月2日(現地時間)、ハワイ州最高裁判所は、世界最大の望遠鏡「30メートル望遠鏡」(TMT)を建設するための許可が無効であるとの判決を下した。
TMT建設許可に関するハワイ州最高裁判決について (12月16日更新)


建設を進めたいとしている。たしかに学門の進歩という点ではこの望遠鏡への期待は大きい。

この望遠鏡は日本も協力しており、生命のある惑星を見つけることも想定されている。

2.地上の天文台については、再考したほうがよいのではないか。

マウナケア山頂は、先住民たちにとって、神聖な場所だからだというので反対運動がおきている。

ハワイ州知事も、昨年5月天文台の一部撤去を求めている。
ハワイの天文台、4分の1撤去を

ここで、日本の天文台「すばる」については、撤去要求の対象にはなっていないようである。

だが、いくら空気が澄んでいても、地上からの観測は深海底から観測しているのと同じようなものではないか。

実用上の必要のために、文化を犠牲にしなければならない場合もあるかもしれないが、別に他所の惑星の生命とかわからなくてもすぐには困らない話である。

3.天文台は宇宙空間に作ったほうが良いのではないか。

いっそのこと、宇宙とか月面に天文台を作るようにしたほうが、長期的には学問的にも進歩するのではないだろうか。

もし宇宙空間につくれば、大気のゆらぎもない。
現在は補正が可能であるが、宇宙空間なら、大気で吸収される波長でも観測できる。

それに、望遠鏡は、ようするに、光を集める反射鏡と検出装置があればいいわけだ。あと骨格や動力だが、宇宙空間のほうが風や振動もなく、24時間観測できる。

費用とかの問題もあるかもしれないが、技術的に工夫して超大口径の望遠鏡ができるのではないだろうか。


xnomb at 13:10トラックバック(0)科学 
1.重力波の初の観測と同時に、ガンマー線バーストという現象も観察されていたそうだ。今まで知られていなかった現象かもしれない。
「宇宙最大の爆発」も観測 重力波とほぼ同時に(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160218/k10010413031000.html

ところで、この現象を観測したのは、天体観測衛星「フェルミ」だそうだ。地上からの観測ではわからないのだろう。

2.X線天文衛星打ち上げ成功

天体観測衛星「ひとみ」(アストロH)が17日打ち上げに成功した。
地上では大気に吸収されてしまうX線での観測が期待できる。

天体観測衛星「アストロH」 打ち上げ成功(NHK)


X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)


3.重力波観察のための装置を積んだ衛星も開発されている

重力波を地球ではなく宇宙空間で検出しようというプロジェクトがある。

重力波検出を宇宙空間で。LISAパスファインダー、始動

>2015年12月3日に打ち上げられた宇宙船LISAパスファインダーでは今、本格的な実験が始まりつつあります。
>宇宙でふたつの自由落下する試験質量を使ったレーザー干渉計実験が成功したのは、世界初

これは、二つの物体の距離をとても正確に測る装置で、まだ直接重力波の検出を目指しておらず、精度を上げるための実験である。

>LISAパスファインダーの先にはeLISAというミッションがあり、そこでは宇宙船2機を100万km離して配置、それぞれに試験質量を載せて距離を測るという壮大な実験が予定されています。

将来は宇宙空間で重力波の検出を目指すそうだ。
宇宙での天体観測は今度発展していくことが予想される。




xnomb at 11:50トラックバック(0)科学 

2016年02月18日

1.重力波望遠鏡は、19世紀のマイケルソン干渉計の改良型
ついに重力波が観測された。それで、検出装置のすごい精度が話題になっているが、原理は、なんとマイケルソン干渉計の改良型なのだ。つまり、マイケルソン・モーリーの実験により、相対性理論の元となった光速度一定を導いた実験装置と同じ原理である。

もちろん、当時はレーザーなどなかった。重力波の観測にもちいた装置はすごいが、すべて観測精度を上げるための工夫であり、原理は19世紀の学者が考えたものだ。

2.相対性理論は実に厳密に成り立っている
地球から太陽までの距離が原子1個分ぐらい伸縮する程度まで成り立つのだから。当たり前のことかもしれないが、ものすごい精度である。(現時点において、相対性理論と量子力学は常に成り立っている。つまり例外は見つかっていない)

3.当分は観測以外役に立たないのではないか
せっかくの大成果に水を差したくないが、重力波はすぐに役に立つ話ではないと思う。(笑)

電磁気学の理論から24年後に発見された電波は、現在では様々な分野で使われて、なくてはならないものになっている。

では、一般相対性理論から100年後に観測された重力波はどうなのだろうか。

こんなことをいうとなんなのだが、将来はすごい技術になるのかもしれない。しかし当分は宇宙観測以外には使えないのではないか。

一般相対性理論自体は、スマホで利用しているGPSにも使われている。だが、宇宙ロケットはまだニュートン力学の時代である。

重力波が実社会に応用されるのは、しばらく先のことになるだろう。

現時点で考えらえるのは、重力波による天体観測である。
重力波望遠鏡といっても、重力波がどの方向からきたかわからないじゃないかと思うのだが、地球上にいくつも作れば、時間差からおおよその方向はわかるのだろう。

他の観測手段(電磁波やニュートリノなどの観測)と組み合わせることで、深宇宙が観測でき、天文学の進歩に寄与するだろう。

日本でも、岐阜県神岡鉱山内のKAGRAが来月から試運転が始まる。重力波の第一発見は間に合わなかったが、精度の高い観測が見込まれている。

xnomb at 12:21トラックバック(0)科学 

2016年02月10日

教育について書いてみます。
人は、しばしば目的と手段を混同しがちです。

それは、教育、特に教育改革、入試改革においてそうです。誰もが反対できないようなお題目を並べ、実態とかい離し、それで過去何度もうまくいかなくなりました。

今やっているアクティブラーニングや大学入試の改革も、その目的を達成し、過去の轍を踏まないようにするには、どうしたらよいか、真剣に考えていかなければならないでしょう

xnomb at 20:37トラックバック(0)教育 

2015年10月17日

ノーベル賞がとれそうな日本人はまだまだいる。

しかし、今までの遺産であるともいえるのだ。

今後の科学立国のために、できることはないだろうか。

これはやばすぎる:日本の工学系論文数はすでに人口5千万の韓国に追い越されていた!!:ある医療系大学長のつぼやき


(ここから)
この5月に国立大学協会に提出した報告書では、日本の学術論文数が惨憺たる状況になりつつあり(人口当り論文数の国際ランキングは35位以下)、その最大の要因は、大学の研究従事者数および研究時間が海外諸国に比べて少なく、かつ減少していること、そして、財務的には大学への基盤的な公的研究資金(特に国立大学への基盤的運営費交付金)の減少の影響が大きいことを示しました。
(ここまで)



xnomb at 23:08トラックバック(0)雑感科学 

2015年10月06日

今年も日本人がノーベル賞に選ばれました。


今年のノーベル医学生理学賞は、北里大学特別名誉教授の大村智氏ら3人が
「寄生虫によって起こる感染症の治療法の発見」によって受賞がきまりました。

おめでとうございます。
微生物から治療薬を探す人類に大きく貢献した仕事での受賞です。

共同受賞者はアイルランド人で米ドリュー大のウィリアム・キャンベル博士と中国科学院のトゥ・ユウユウ氏です。トゥ氏は中国人で初の自然科学分野の受賞ですね。



xnomb at 06:46トラックバック(0)科学 

2015年09月24日

STAP細胞ができないことが最終的に明らかになった。

STAP revisited. nature. vol. 525 7570
http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400


今回、論文をねつ造した小保方氏の上司で、この事件では責任を感じて自殺した笹井芳樹(ささい よしき)氏がどうして騙されたかについて書いてみたい。

ただこれは、あくまでも、日本の科学技術の発展のためである。

私は、日本が誇る発生学者で、自分が名前を連ねているといっても、己が知らないところでの部下の不祥事について、自ら命を絶って詫びているのに、さらに批判をして、死者に鞭打つようなまねをしたくはない。

ユダヤ人が学問の世界で優秀であるということはよく言われている。
ノーベル賞を取る人も多い。その理由の一つとして、年配の大学者による若い研修者に対する無償の支援があるといえる。

たとえば、学問分野の後継者となるべき俊英にたいして、本を共著で出して何章かかいてあげたりするのである。

単に弟子の悪口しかいわないような駄目教授と比べものにならない。

私でさえ、そう思うのだから、世界的な学者であった笹井氏であれば、ますますそう思っただろう。うやらましく思ったのではないか。

そして、自分が指導する立場になったら、若い人を何としても応援しようと考えたとしても不思議ではない。

それで、笹井氏はお人よしだった。だから意欲があるように見える若者に騙されたのだと思う。

それに、大発見をする学者だから間違えるのである。

たいしたことない研究者は間違えない。(笑)


もしかしたら、私だったら、騙されなかった可能性がある。

笹井氏は、嘘とごまかしで生きてきた人物に出会ったことがなかったのだろう。

きっと彼は、心が美しすぎたのだ。


このような事件が起きた背景に日本の科学の歴史がまだ浅いということがあると思う。

もしこれが武道であったなら、何か月も偽物がわからないということはないだろう。

これは、武道家が優れているというのではない。それまでの蓄積があるのである。我が国には武道の歴史が長く、歴史的には命がけの勝負をしてきたのである。

武道家にとっては、実力を見抜くのは本質的な問題である。

そして、武道指導者は、意欲のある若者に入れあげて失望することが役目だといえる。(笑)

だから、武道指導者は、たとえしごきやリンチで弟子を殺したり、レイブしたりすることがあっても、弟子が偽物ならわかってしまうわけだ。


これは、科学の世界ではまだ伝統が不十分であるといえる。


さて、小保方氏を理研の研究員の選考のさい、手続きを踏んでいないということが話題になった。

しかし、私が言いたいのは、これで、やり方を杓子定規的なものにするべきではないといことだ。

もちろん、見直すことは必要だが、個人の責任で推薦するということをなくしてはならない。

優れた個人の感性で、何度も失敗しながら進むことだ。形式主義で優れた研究などでるはずがないのだ。



xnomb at 14:05トラックバック(0)科学雑感 

2015年09月10日

2018年にSI単位系の基準が変更されるもようだ。

物理学のSI単位の定義改正とキログラム原器の廃止が提示されました

質量の基準となるキログラム原器が廃止され、物理的に精密な測定が可能になる基準が採用されるだろう。メートル法が開発されて227年で、ついに厳密に計測できる度量衡ができるわけだ。メートル原器が廃止されて以来の大改訂になる。

といっても、単位名がかわるわけでもなく、基準値もほぼ変わらないようになるはずなので、実生活上は気にする必要はまったくないだろう。
つまり質量の単位はkgのままで、量もほとんど変わらない。

そのほか、電気量や温度の基準も変わりそうである。

ただ、新しい基準は物理的な諸量を定義値としているので、かなり高度な物理の知識がないと定義自体を理解できなくなってしまう。

高校の教科書は改訂されるまでは古い記述のままと思われるが、新しい基準は物理法則がら導いている。高校生にどうやって教えるのだろうか。

普遍的な物理定数に基づく新しいキログラムの再定義に道を拓く:産総研

【 SICE会誌「計測と制御」のリレー解説 】



xnomb at 22:41トラックバック(0)科学 

2015年08月23日

医学部については、大学の他の学部を卒業後、編入するというやり方がある。多様な人材を得る上で意味のあることだと思う。
ただ、私は以前、医学部編入の予備校で働いたことがあるので言えるのだが、このやり方には注意が必要だ。
それは、大学受験生が、医学部に合格できないので、とりあえず他の学部に行ってから編入を狙うというのではかえって遠回りになってしまうのだ。

というのは、医学部進学予備校では、なかなか合格できずに、何年も浪人している受験生がいる。その時、講師は、「医学部には学士編入というのがある。だから、薬学部など他の学部でもよいから進学して、どうしても医学部に行きたければ、それから考えたらとどうか」とか言うのである。
だかこれは、本当に生徒のことを思っているかはわからない。実は、面倒を見るのが嫌になって、生徒を早く追い出したいのである(笑)

だが、うかつにもそれを信じてしまうと、かえって大変になってしまいかねないのである。なぜなら、この制度は、他の学部をでて、研究能力のある人とか、また社会経験を積んだ人に、持ち味を活かした医者になってほしいという趣旨なのである。

私の経験では、学士編入試験で合格した生徒ももちろんいた。しかし一方、3年ぐらい仕事をやめて勉強しても、合格できずに去っていった生徒も何人もいたのである。数か月か1年でいなくなってしまう受講生はもっと多い。
(受験をやめたのか、独学でやるのか、他の予備校に変えたのだろう。)

それと、リンク先では明言されていないが、編入と学士編入は異なる。
編入は例えば大学2年生も医学部の3年次になるために受験できる。(単位等の条件はあるが)
しかし、学士編入は大学卒業して入るのである。(卒業予定者は受験できる)この場合は短大卒や専門学校卒では受験できない。

短大卒でも合格! 定員260人、医学部編入という「ウルトラC」
(President Online)

xnomb at 11:48トラックバック(0)受験戦略試験勉強の方法 

2015年06月22日

4901c15c.jpg梶川塾の看板を新しくしました。


xnomb at 16:56トラックバック(0) 

2015年05月22日

ケニアのトルカナ湖畔で、ヒト属(Homo)以前の人類によると考えられる石器が発見された。今までは、石器の使用はホモ・ハビリスからと思われていたので画期的である。

Oldest stone tools pre-date earliest humans (BBC)



xnomb at 08:10トラックバック(0)科学 

2014年11月25日

あまり言われないが、誰もが知っていることを書こう。

名門中学に入学した生徒でも、入ってからの学力は大きな差がある。
これは入学してからの勉強の違いによると考えらえる。

入学した時点では、難関の入試を経ておりかなり素質があるといえるのである。

さらに、皆同じ授業を受けて、同じような勉強をしているのである。
しかし、その中でどれだけ学んだ内容を身に着けているかなのである。
つまり、どれだけ復習しているか。わかったと思ってからどれだけ勉強しているかが重要になるのである。

勉強の差はごく小さな差の積み重ねである。

では、なぜ、生徒によって差がでるのだろうか。

それは、一班に、「わかった」と本人が思った時点ではまだ学習が不足しているのである。それから復習し、問題を解いて定着をしていることを確認してから次に進まないといけないのだ。


それに、いつ気がつけるかで、高校以降の成績は大きな差がでてくることになるだろう。

xnomb at 10:52トラックバック(0)勉強法試験勉強の方法 

2014年10月31日

★数学の入門者向けの勉強法について書いてみました。


これから始める人や、勉強の期間が空いている人が

なんとか数学ができるようになるには、どうしたらよいか、考えてみたのですが、

やはり、これも人それぞれというしかないのです。



偉い人がこういっていたから、自分もするというやり方で、うまくいかないことは、

金融投資でも、自己投資でも全く同じことです。



だから、自分の判断で、自分が一番よいと思ったことをするのが一番です。



そこで、参考になるかもしれない、おおまかな話だけします。


これからの数学の勉強法について、初心者の場合どうすればよいかですが、

一般論としては次のようなことがいえます。


いくつもありますが、実行しやすいものをあげてみます。


1.手で書いて考える。

これが最も重要だと思います。どの分野でも単に本を読んでいてもなかなか頭に入ってこないものですが、、とりわけ数学は書いて考えることが大切です。

受験生は特にそうです。勉強の期間が空いている人、数式に慣れていない人はますますそうです。



2.授業を受ける。あるいは人に聞く。

テレビなどもよいと思います。わからないことは人に聞くのが一番ですね。


3.ノートのとり方を検討する。

といっても、どうしてよいかわからないと思います。

まず、問題集や参考書の例題の解答例をそのまま写してみる。


そうすると、書かなくてはいけないこと(自分が書かないですましていること)や、

どこを省略しているなどがわかります。それをまず元にして、

なんとか答案が書けるようになったらもっとよいやり方を考えるようにするとよいでしょう。


4.説明する。人に教える。

人に教えるのは、学びの最短距離です。説明できてようやく理解できたといえるのです。

表現することがなにより重要ですね。


5.反復する。

継続は力なりというとおりです。


さらに、参考書を読むときや、問題を解いていて、わからないところは

こんなことをするとよいでしょう。


6.ある程度考えたら答えを見る。

解説を見ながら考えるわけです。

ただ、これは解説を読んでわかった気になっているだけという危険性もあります。

それは、自分で説明できるようにすればよいでしょう。


7.問題を解くときに、わかっている条件をすべて書きだす。

これが重要で、試験に強くなれるかは、これで決まるといってよいでしょう。



ある程度調子がでてきたら次のこともやってみたらいいと思います。


8.わからないところは、そこを飛ばして次を読む。

わからないとき、それだけに注意して先に進まなくなると遅れてしまいます。

一通り通してやってから、わからなかったところを読むとわかることもあります。


9.勉強の目標を考える。
自分に何が必要かを考えることです。

解法の確認であれば、計算はしないというやり方もあります。解ききることが目標なら最後までやることです。問題研究なら、もっとよいやり方がないか、答案作成が目的なら丁寧に答案を書く練習が必要です。そして、試験対策なら時間内に解くことや、どの問題から解いたらよいかといったことを普段の学習や模擬試験を使って試みるわけですね。


10.数学を楽しむことを考える。

新しい知識を得ることも楽しいし、できなかった問題が解けるのも楽しいものです。


結局、自分でいろいろ考える。
数学はこれに尽きると思います。

xnomb at 20:43トラックバック(0)勉強法 
Profile
梶川信夫
学問とビジネスに成功を収めようとして努力している若者を応援しています。

昔も今も、星(スター)を探す科学少年


本名:梶川信夫

1959年生まれ
筑波大学卒業。
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了
東京都立大学大学院博士課程(生物学専攻)修了 博士(理学)

大学院の終了後は主に中学受験対策を行う学習塾へ就職。その後、
専門学校、家庭教師などを小学生から社会人まで幅広く教えました。

2007年12月より、理系受験専門の個人指導予備校「梶川塾」を経営。


得意技 変わった人と知り合いになれる♪

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